ドジャースは本拠地ロサンゼルスでレッズとの4連戦の最終戦に臨みました。

前の試合、1番バッターで出場した大谷選手は、2番・指名打者の定位置に戻って先発出場し、1回の第1打席は159キロの速球に空振りの三振に倒れました。

0対0の3回は前を打つベッツ選手がツーアウトからヒットで出塁し、大谷選手に第2打席が回りましたが、アウトコース高めのスプリットを打ってレフトフライでした。

2対1で迎えた5回はツーアウト二塁の場面で第3打席に入り、3球目の変化球が大谷選手の足をかすめてデッドボールとなり塁に出ました。

2対2の同点で迎えた8回は先頭バッターとして第4打席に立ち、一、二塁間へのゴロの当たりを持ち味の俊足を生かして内野安打としました。しかし、後続が続かず得点にはつながりませんでした。

そして、延長10回、ツーアウト一塁二塁の場面で第5打席に入った大谷選手はインコース低めの速球をライトに引っ張ってサヨナラヒットを打ち、ドジャースが3対2で競り勝ちました。大谷選手のサヨナラヒットは2020年9月のエンジェルス時代以来でドジャースに移籍後は初めてです。

大谷選手はこの試合4打数2安打1打点、デッドボールが1つで4試合ぶりに複数安打をマークしました。打率は3割5分3厘に上がって両リーグを通じてトップに立っています。

「単打でいいのでなんとかヒットを」

4年ぶりにサヨナラヒットを打った大谷翔平選手は試合後、現地放送局のインタビューに応じ「単打でいいのでなんとかヒットをと思っていたので、いい形で試合を終わらせることが出来てよかった。レッズとの4連戦の初戦は落としたがそのあとは、いい野球が出来た」と笑顔で話しました。

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