最終ラウンドは松山選手と久常選手が同じ組で回り、24位で出た久常選手はバーディー5つを奪ってボギーは1つとスコアを4つ伸ばして通算11アンダーとして18位でした。
メジャー2戦目で初めて予選を突破し、決勝ラウンドでプレーした久常選手は「世界トップの松山さんと回れたことはすごく大きかった。最終日はパットも入ってラッキーも多かった。グリーンが軟らかいコンディションが有利に働いていい結果につながった」と話していました。
一方、首位と7打差の19位から出た松山選手はバーディー4つ、ボギー2つ、ダブルボギー1つでスコアを伸ばすことができず、通算8アンダーの35位で大会を終えました。
松山選手は「1番でショットもパットもよかったのに入らず、ビッグスコアが出せる雰囲気が消えてしまった。開幕前日までスイングができない状況から最後まで普通にゴルフができたのはすごくうれしかった」と話していました。
通算21アンダーとした東京オリンピック金メダルのアメリカのザンダー・シャフリー選手がメジャー初制覇を果たし、アメリカ男子ツアーでは2年ぶりの通算8勝目をあげました。
メジャー2連勝を狙ったアメリカのスコッティ・シェフラー選手は通算13アンダーの8位でした。
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