■MLB ドジャース 6-4 ダイヤモンドバックス(日本時間21日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの山本由伸(25)は21日(日本時間)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に今季9度目の先発。6回1/3、メジャー最多の100球を投げ、被安打7、奪三振8、四死球1、失点2、防御率は3.17。山本は味方打線の援護を受けて5勝目を手にした。

「先制点を許してしまったけど、そこからしっかり切り替えて投げれましたし、後半になるにしたがっていいボールが凄く増えていったので、最後は失点してしまいましたけどテンポよくピッチングできたと思う」と振りかえった。

後半に良いボールが増えた要因については「特に大きく変えたわけではないですけど、少しずつ感覚が良くなっていって、自分の投球ができてきたんじゃないかな」と口にした。

1回、第1打席1球目をセーフティバントした大谷翔平(29)の打撃については「あー、まあまあまあまあ、はい(笑)」とコメントを差し控え、報道陣の笑いを誘っていた。

そして、2023年のWBCで侍ジャパンとして共に戦い世界一を奪還したパドレス・ダルビッシュ有(37)の日米通算200勝については「本当に心から尊敬してるので、その野球の面はもちろんですけど、人としての面もすごく尊敬してるので、僕も1年1年しっかり積み重ねて、ダルビッシュさんのようになれるように頑張っていきたい」と祝福していた。

ドジャースのD.ロバーツ監督(51)は山本について「彼は本当に良かった。100球まで投げさせた。ストレートの制球は生きていたし、今夜は空振りと見逃しが多くてよかった」と称賛した。

大谷のバントヒットに対しては「彼は野球を分かっているね。彼はいつも強い球を打つから、スアレスが後ろに下がったのをみてバントに切り替えた。あのバントはあの時点ではいいプレーだったし、こういうやり方は好きだね」

ロバーツ監督は現役時代の2003年に16度のセーフティバントを成功させている。その監督から見て大谷のバントは「(10点満点中)多分、2点かな。でも、結果は10点だ!」と報道陣を笑わせていた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。