広島ドラゴンフライズは、あす25日から始まるチャンピオンシップ(CS)・ファイナルを前に、琉球ゴールデンキングスと合同の記者会見がありました。

八尋智仁 記者
「朝山(正悟)選手のラストイヤー。まだまだ終われないと、一致団結した広島ドラゴンフライズ。ここ横浜アリーナで下剋上、日本一をめざし、あす(25日)から激しい戦いに挑みます」

チャンピオンシップの会場となる横浜アリーナでは、冒頭、Bリーグの 島田慎二 チェアマンが会見を開きました。ファイナルに進むチームとしては6クラブ目となった広島について―。

Bリーグ 島田慎二 チェアマン
「成長著しいクラブの中の1つの広島が、その壁をこじ開けたので、おそらく、これがきっかけになって、こういう群雄割拠なリーグにますます入っていくんじゃなかなと思っています。勢いみたなものはかなりあるなと。こういう一発勝負というか、ポストシーズンみたいなゲームっていうのは勢いが大事なので、その初出場の勢いと、試合巧者の(琉球ゴールデン)キングスとどっちが勝つのかっていうのは本当に楽しみだなと思っています」

続いて、カイル・ミリング ヘッドコーチ、中村拓人 選手、ドウェイン・エバンス 選手が合同記者会見に臨みました。

カイル・ミリング ヘッドコーチ
「わたしたちは初出場。琉球は毎年、ファイナルに出場しているが、わたしたちは失うものは何もないし、プレッシャーもない。チャンピオンシップのトロフィーを持って帰る」

ゲームキャプテンのエバンス。

ドウェイン・エバンス 選手
「ファイナルの地に来られたことはうれしい。今シーズンの目標としてきた。この地に立つことを目標に1年間、戦ってきた。いい雰囲気で戦えているので、しっかり2勝して広島に帰りたい」

― 古巣である琉球と戦うことについて。
「とてもすばらしいこと。琉球のときのことを思い出すといいことしかない。その琉球にこうして戦えるのはうれしい」

中村拓人 選手
「これまでシーズン、本当にいろいろなことがあって、厳しい状況もあったんですけど、本当にここまでチームとして成長をとても実感できているので、そういったところを何も変えることはないと思うので、しっかりと自分たちが準備してきたことをコートで体現できたらなと思います。最後、朝山(正悟)選手を有終の美で飾れるようにしっかり試合に臨んで優勝して、最後、こう朝山選手のためにぼく自身もがんばっていけたらなって思います」

連覇を狙う琉球。日本を代表する 岸本隆一・今村佳太 とマッチアップする 中村 拓人 がどう抑えるかが勝敗のカギを握ります。

朝山正悟 選手
「待ちに待った瞬間というか、ようやくここまで来たので、自分にとってはラストシーズンということを掲げた中での舞台なので本当に楽しみにしていますし、もうあとはやるだけかなと、そういうふうに思っています」

このあと、ドラゴンフライズの練習が報道陣に公開されました。選手たちはリラックスした雰囲気で練習を行っていました。

3ポイントが “神ってる” 山崎稜 もタッチよくシュートを放っていました。

運命のファイナル初戦は、25日正午、決戦の火ぶたが切られます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。