■MLB レッズードジャース(日本時間27日、オハイオ州シンシナティ、グレートアメリカン・ボールパーク)

ドジャースの山本由伸(25)は27日(日本時間)、敵地でのレッズ戦に今季11度目の先発。5回、100球を投げ、被安打6、奪三振8、四死球2、失点4、防御率は3.51。レッズ打線の2巡目にストレートを狙われ、4失点を喫した。

この試合は悪天候が予想され、急遽、1時間30分前倒しされて試合が開始、通常よりも早い時間からのコンディション調整となった。チームは今季初の4連敗中、連敗ストッパーのマウンドを託された山本。この日は4度目となるA.バーンズ(34)とバッテリー。ここまで3度はコンビを組んで17回無失点と相性は抜群。

1回、1番・J.ハートビーズ(26)にはフルカウントから96マイル(154キロ)のストレートで見逃し三振。2番・E.デラクルーズ(22)は2球で追い込むと最後は80マイル(129キロ)のカーブで見逃し三振。その後、ツーベースを許したが、4番・J.フレイリー(29)を91マイル(146キロ)のスプリットで空振り三振と1回は3つのアウト全て三振で無失点に抑えた。

2回には7番・S.エスピナル(29)をカーブで空振り三振、前回はW.スミス(29)とのコンビでは多投しなかったカーブを中心にレッズ打線を攻めていった。8番・L.メイリー(33)には内角にカーブを投げると一旦、のけ反る仕草を見せてストライク。カーブのキレの良さを感じさせた。

3回、レッズ打線が2巡目に入ると1死から1番・ハートビーズにストレートをレフト前ヒット、2死一、二塁から4番・フレイリーにもストレートをセカンド内野安打。速いボールを狙われた。

そして、2死満塁のピンチを招き、5番・インディアにシンカーをライト前に弾き返され、2点タイムリー、さらに6番・マティーニをストレートで詰まらせたがレフト前に落ちるアンラッキーな2点タイムリーと、この回4失点。バーンズとのバッテリーで初めて得点を許し、無失点イニングは19で止まった。

4回にはカットボールを織り交ぜて、8番・メイリー、1番・ハートビーズをカーブで三振を奪うなどこの試合初めての3者凡退に抑えた。

山本は5回も無失点に抑えたが球数は100球。5回裏終了時にグラウンドにはシートが被せられて、雨天中断となった。約1時間10分中断となり、山本は5回で降板、100球を投げ、被安打6、奪三振8、四死球2、失点4、防御率は3.51となった。

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