■MLB パドレスーマーリンズ(日本時間30日、カリフォルニア州サンディエゴ、ペトコ・パーク)

パドレスのダルビッシュ有(37)が30日(日本時間)、本拠地でのマーリンズ戦に先発。3回、66球を投げて被安打6、奪三振2、四死球1、失点3(自責点2)。ダルビッシュは今季最短タイの3回で降板。野茂英雄氏に並ぶ歴代2位の日米通算201勝目はお預けとなった。

前回25日(同)のヤンキース戦では1イニングで3本のホームランを浴びるなど、自己ワーストタイの4被弾、今季ワーストの7失点となった。中4日でナ・リーグ東地区最下位のマーリンズ戦に先発。マーリンズとはメジャー13年間で8試合に登板し、3勝3敗。

ダルビッシュは立ち上がりはストレート中心の組み立て、2番・B.デラクルーズ(27)は95マイル(153キロ)で空振り三振、2死から連打で一、三塁とピンチを迎えたが5番・J.バーガー(28)を94マイル(151キロ)のストレートで詰まらせショートゴロと無失点に切り抜けた。

しかし、2回、先頭打者にヒットを打たれると、盗塁を決められるなど2死二塁とまたも得点圏に走者を許した。9番・N.フォルテス(27)にはスイーパーを右中間へタイムリーツーベースを打たれ、先制点を奪われると、1番・J.チゾムJr(26)にも強烈なゴロ、セカンドの・J.クローネンワース(30)がバウンドに合せ飛び込んだがグラブを弾きライト前へタイムリー。ダルビッシュは2死から2点を失った。

3回も先頭打者にヒットで出塁を許すと、2死から6番・N.ゴードン(28)に四球を与え、一、二塁のピンチ。7番・O.ロペス(25)には3塁線へ、サードのM.マチャド(31)が下がりながらキャッチしたがファーストへ悪送球。これがタイムリーエラーとなってダルビッシュはまたも2死から失点した。

ダルビッシュは3回、66球を投げて被安打6、奪三振2、四死球1、失点3(自責点2)で今季ワーストタイの3回での降板となった。

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