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<ブリュワーズ 10−6 カブス>日本時間30日、アメリカンファミリー・フィールド

カブスの今永昇太投手は敵地ミルウォーキーでナ・リーグ中地区首位に立つブリュワーズとの首位攻防4連戦の第3戦で今季10度目の先発登板に挑んだ。
雨天中止を挟んで中10日で先発登板した今永投手は4回1/3を81球、8安打、2本塁打、7失点、1奪三振、1与四球で敗戦投手となり、開幕からの6連勝はならずメジャー初黒星がつき、防御率は1.86となった。

試合は打撃戦となり両チーム合わせて19安打を記録、序盤に7失点をしたカブスが終盤に追撃しますが及ばず、6対10で敗れて勝率を28勝28敗の5割に戻し、2で首位のブリュワーズとのゲーム差は4.5となった。

今永投手は立ち上がりの1回裏、いきなり先頭打者のオルティスに3球目のストレートをライト超えの二塁打に。
一死を奪うが、3番イリエッチに初球のど真ん中に甘く入った93マイルの直球を右中間スタンドに運ばれ特大6号先制2ランホームランで2点のリードを許した。
2回は7番パーキンスに二塁打を許すも、後続を抑えて無失点で切り向けるが、3回に再びピンチを迎える。
1番オルティスに2打席連続安打を許し、一死後に3番イリエッチにライト前ヒットを許し、一死一三塁のピンチを迎えます。
この場面で4番アダメスと5番サンチェスに連続タイムリーを打たれ1対5とリードを広げられると、続く二死二塁の場面で7番パーキンスにレフトへ2ランを許し1対7とこの回5失点。
4回はこの試合始めて三者凡退で終えるが、5回一死の場面で四球を与えたところで降板した。
カブス打線もブリュワーズの先発ウイルソンから4得点を奪い反撃に出るが、7回に3失点をしてリードを広げられ、9回に2点を返すも、反撃は及ばす6対10で完敗しました。

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■鈴木誠也マルチ安打で6試合連続H 今永 初黒星も新記録達成

■鈴木誠也マルチ安打で6試合連続H 今永 初黒星も新記録達成

またカブスの鈴木誠也選手は2番ライトで先発出場、2打席連続安打を打ち5打数2安打1盗塁という結果で、6試合連続安打となった。

2002年ドジャースの石井一久投手と14年ヤンキース(現楽天)の田中将大投手に並ぶ日本投手で最長の「メジャーデビューから6連勝」とはならなかった今永投手。しかし、「メジャーデビューから10試合目で初黒星」は田中将大投手の持つ「9試合」を更新する新記録となった。
今永投手は試合後、取材陣に対し「今日より精神的にもっと苦しい、身体的にも苦しいのが恐らく後半戦に待っていると思うので、その為の今日の結果を、その為にしっかり反省して後半戦に臨めたら」と話した。

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