レギュラーシーズンの観客数がB1とB2を合わせて429万人を超え、前のシーズンから124万人以上増える盛り上がりを見せた今シーズンのBリーグは、今月28日に行われたチャンピオンシップファイナルで広島ドラゴンフライズが初優勝を果たし全日程を終えました。

31日は今シーズン活躍した選手の表彰式が都内で行われ、このうちベストファイブには
▽アシスト王にも輝いた横浜ビー・コルセアーズの河村選手と
▽8年連続受賞となる千葉ジェッツの富樫勇樹選手
そして
▽ベストスリーポイント成功率賞を受賞した宇都宮の比江島慎選手の、日本代表メンバー3人が選ばれました。

このほかベストファイブには
▽得点王に輝いた島根スサノオマジックのペリン・ビュフォード選手と
▽ニュービル選手が選ばれ、MVPにはニュービル選手が初めて選ばれました。

アメリカ出身で32歳のニュービル選手は、身長1メートル93センチのガードで、今シーズン、60試合すべてに出場して
▽平均16.3得点
▽4.7アシスト
▽4.9リバウンドをマークし
攻守にわたる活躍でチームを東地区優勝に導きました。

また、最優秀ヘッドコーチ賞にはワイルドカードからチャンピオンシップファイナルまで勝ち上がり、初優勝を果たした広島のカイル・ミリングヘッドコーチが選ばれました。

ニュービル「チーム全体で勝ち取った賞だと思う」

今シーズンのMVPに選ばれた宇都宮ブレックスのD.J・ニュービル選手は「Bリーグの皆さんに感謝したい。よりよい選手になるために自分をプッシュしてくれ、シーズンと通して温かいサポートをしてくれた。チームにもシーズンの初日からチームメートとして受け入れてくれたことを感謝している。自分個人ではなく、チーム全体で勝ち取った賞だと思う」と話していました。

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