世界ランキング7位の日本は、パリオリンピック前最後の海外遠征で気候などが本番に近いスペインのムルシアで世界28位のニュージーランドと強化試合を2試合予定していて、31日は1試合目が行われました。

日本は、司令塔でイングランドスーパーリーグマンチェスターシティーの長谷川唯選手や、イタリア1部リーグ、ローマの熊谷紗希選手は先発メンバーに入らず、去年のワールドカップの得点王でイングランドスーパーリーグ、マンチェスターユナイテッドの宮澤ひなた選手や、最年少の18歳、オランダ1部リーグフェイエノールトの古賀選手などが名を連ねました。

日本は前半、積極的に攻撃を仕掛けながらも得点につながらない時間が続きましたが、前半終了間際に右サイドからパスをつないで最後は田中美南選手が左足でゴール右隅にシュートを決めて先制しました。

さらに後半開始直後、右からのコーナーキックに古賀選手が頭で合わせて代表初ゴールを決めてリードを広げました。

守備ではニュージーランドにほとんどチャンスを与えず、2対0で快勝しました。

パリオリンピックのサッカー女子は、1チームあたりの登録人数が今回の遠征に参加している22人から18人と4人少なくなるため、今回の遠征は選手にとって重要なアピールの場となります。

日本とニュージーランドの強化試合2試合目は、中2日で今月3日に行われます。

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