カブス 鈴木誠也が満塁ホームラン 大リーグ3年目で初

カブスの本拠地、シカゴで行われたレッズ戦は、悪天候のため予定より3時間以上遅れて始まりました。

鈴木選手は2番・ライトで先発出場し、1回の第1打席はスライダーをとらえてセンターの頭上を越える、今シーズン初のスリーベースヒットを打ち、連続試合ヒットを「9」に伸ばしました。

しかし、2回の守備の際、2アウト満塁の場面で平凡なフライを落下点に入りながらグラブに当てて落球し、3人のランナーがすべて生還する痛いエラーを記録しました。

チームはこのあとさらに1点を追加されて、4点をリードされました。

そのウラ、鈴木選手は2アウト満塁で迎えた第2打席で、フルカウントから160キロ近いインコース寄りのストレートを鋭く振り抜いてレフトスタンドへ運び、同点に追いつく今シーズン6号の満塁ホームランを打ちました。

鈴木選手は大リーグ3年目で初めての満塁ホームランです。

第3打席と第4打席は三振に倒れ、この試合は4打数2安打4打点で、3試合ぶりの複数安打と3試合連続打点をマークし、打率は2割6分5厘になりました。

試合はカブスが7対5で勝って、連敗を「3」で止めました。