■プロ野球 交流戦 ヤクルト 4×-3 西武(延長10回)(4日・神宮)
ヤクルトは西武にサヨナラ勝利を飾った。試合は1回、3番・長岡秀樹(22)の適時打で先制。投げては先発・吉村貢司郎(26)が6回までノーヒットの投球で1点リードを守るも7回表、3番・外崎修汰(31)に同点の第2号ソロ本塁打。さらに2死二塁から代打・栗山巧(40)に勝ち越しの適時二塁打を許し2ー1に。さらに9回表、3番手・星知弥(30)が登板するも5番・岸潤一郎(27)に第4号ソロを浴び3ー1。2点を追いかける展開となった打線は9回裏、2死一、二塁から6番・山田哲人(31)に適時打が飛び出し土壇場で試合を振り出しに戻した。迎えた10回裏、無死一、二塁から2番・丸山和郁(24)のバントが守備の乱れを誘う適時内野安打となり試合を決めた。
吉村の立ち上がりは先頭の滝澤夏央(20)を空振り三振、2番・源田壮亮(31)を遊邪飛に打ち取り2死を奪った。3番・外崎に四球を与えるも4番・蛭間拓哉(23)を空振り三振に抑え、得点を与えず。
その裏、西武の先発・今井達也(26)に対し先頭・西川遥輝(32)が四球を選び出塁。その後盗塁を成功させ、無死二塁に。続く2番・丸山和は送りバントを決め1死三塁とチャンスを迎えると3番・長岡にレフトへの適時打が飛び出し先制点を挙げた。
打線は試合中盤、追加点を奪うことができず。吉村は6回までノーヒット投球を継続させた。しかし1点リードで迎えた7回表、この回の先頭、3番・外崎が初球をレフトスタンドに飛び込むソロ本塁打に。同点に追いつかれた。さらに、1死走者無しから5番・岸潤一郎(27)に中安打を放たれると6番・元山飛優(25)に送りバントを決められ2死二塁に。続く代打・栗山の打球はセンターへの適時二塁打となり、勝ち越しを許した。
吉村は中盤まで安打を許さない投球も7回途中2失点で降板。2番手のマウンドには大西広樹(26)が送られた。大西は走者を背負う展開からの登板も追加点を与えず。
8回表には先頭の1番・滝澤に中安打を放たれると2番・源田の送りバントで1死二塁と得点圏に走者を背負った。しかし迎えた3番・外崎の打球をセンターを守る西川が好捕。さらに4番・蛭間の右安打の打球をライト・丸山が本塁へ好送球。滝澤を本塁でタッチアウトにし追加点を与えなかった。
しかし9回表、3番手・星知弥(30)がマウンドに上がるも先頭の5番・岸にレフトスタンドへのソロ本塁打が飛び出し3ー1に。点差を2点に広げられた。
2点を追う9回裏、西武の今井の前に先頭の2番・丸山、4番・村上宗隆(24)が四球を選ぶなど2死一、二の好機を作ると6番・山田にライトへの適時二塁打が飛び出し同点に追いついた。
試合は延長戦に入り10回表は4番手・田口麗斗(28)が無失点に抑え、10回裏、西武の3番手・松本航(27)に対し、先頭の途中出場、9番・松本直樹(30)が中安打で出塁すると続く1番・西川は四球を選び無死一、二塁に。迎えた2番・丸山和は初球をバント。これが守備の乱れを誘うサードへの適時内野安打となりサヨナラ勝利。西武とのカード初戦を白星で飾った。
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