前回の登板では6失点と崩れて負け投手になった菊池投手は、6日、ブルージェイズの本拠地トロントで行われたオリオールズ戦に中4日で先発しました。

4月22日に2勝目を挙げて以来、登板した7試合連続で勝ちがなく、この間、序盤の失点が目立っていた菊池投手はこの試合も1回に2アウト二塁三塁のピンチを招きましたが、ここは力のあるストレートでレフトフライに打ち取り無失点で切り抜けました。

その後は、157キロを超えるストレートとキレのある変化球を両サイドに投げ分け、オリオールズの強力打線に5回まで得点を与えませんでした。

4対0とリードした6回にソロホームランを打たれましたが追加点は許さず、ホームラン19本の4番・ヘンダーソン選手をストレートで三振に抑えてこの回を投げ終えたところでマウンドを降りました。

菊池投手は6回1失点の好投で、打たれたヒットは4本、フォアボールは1つ、6つの三振を奪い、防御率は3.48となりました。

ブルージェイズは終盤に追い上げられましたが、6対5で逃げきり、菊池投手はおよそ1か月半ぶりの勝ち星となる今シーズン3勝目をあげました。

通算成績は3勝5敗です。

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