日本バレーボール協会は7日、ネーションズリーグ予選ラウンド第2週福岡ラウンドの出場メンバーの変更を発表した。セッターの関田誠大(30)と髙橋健太郎(29)に代わり、アウトサイドヒッターの大塚達宣(23)を再登録。セッターの大宅真樹(29)が今大会初めて登録された。関田について、ブラン監督は5日のドイツ戦後、「下腿に痛みがあるので、その検査のため抜ける」と話していた。今大会は14人に加え、入れ替えメンバーを4人まで登録することが可能となっている。

日本は、ここまで5勝1敗で現在世界ランキングは4位(7日時点)。福岡ラウンドはイラン(同16位)にストレート勝ち、ドイツ(同12位)にはフルセットの激闘の末勝利し2連勝中だ。今後は7日に前回王者のポーランド(同1位)、8日にスロベニア(同6位)と対戦し、18日からはフィリピン・マニラで予選ラウンド最終週を戦う。

すでにパリ五輪の出場権を獲得済みの日本だが、今大会の結果はパリ五輪の組み合わせに影響する。フィリップ・ブラン監督は「チーム力を高め重要なポイントやセットを獲得できるようになること」、「世界ランキングで上位5位以内を維持する」ことを目標に掲げていて、1972年ミュンヘン大会以来の五輪メダル獲得を目指し、五輪前最後の国際大会に挑む。

【第2週 出場メンバー14人】

■セッター
深津旭弘(36、東京グレートベアーズ)
大宅 真樹(29、サントリーサンバーズ)

■アウトサイドヒッター/オポジット
西田有志(24、パナソニックパンサーズ)
宮浦健人(25、ジェイテクトSTINGS)
大塚達宣(23、パナソニックパンサーズ)※来季ミラノに移籍
富田将馬(26、パナソニックパンサーズ)
髙橋藍(22、サントリーサンバーズ)
石川祐希(28、シル・スーサ・ヴィム・ペルージャ/イタリア)
甲斐優斗(20、専修大3年)

■ミドルブロッカー
小野寺太志(28、サントリーサンバーズ)
山内晶大(30、パナソニックパンサーズ)
エバデダン・ラリー(23、パナソニックパンサーズ)

■リベロ
小川智大(27、日本バレーボール協会)
山本智大(29、パナソニックパンサーズ)

【ネーションズリーグ予選ラウンド】※日程は日本時間

■第1週 リオデジャネイロ(ブラジル)
5月22日(水)日本 3ー1 アルゼンチン
5月24日(金)日本 3ー0 セルビア
5月25日(土)日本 3ー2 キューバ
5月26日(日)日本 1ー3 イタリア

■第2週  福岡県北九州市
6月4日(火)日本 3ー0 イラン
6月5日(水)日本 3-2 ドイツ
6月7日(金)19時20分 vsポーランド
6月8日(土)19時20分 vsスロベニア

■第3週  マニラ(フィリピン)
6月18日(火)20時00分 vsカナダ
6月21日(金)20時00分 vsオランダ
6月22日(土)20時00分 vsフランス
6月23日(日)20時00分 vsアメリカ

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