西武のドラフト1位ルーキー・武内夏暉(22)がパ・リーグ投手部門で5月度「大樹生命月間 MVP 賞」に輝いた。パ・リーグ新人選手の月間 MVPの受賞は、2015年8月の髙橋光成(27)以来 9年ぶり、5月度の受賞は球団史上最速となった。
5月は4試合に先発登板し、3勝0敗、防御率0.63、投球回28.2、奪三振20とルーキーらしからぬ快投をみせた。初受賞について「ここまで順調にうまくいっている」と話した武内。「まさかこの時期にとれると思っていなかったのでびっくりしている」と目を輝かせた。ここまで7試合に先発登板している左腕は「初登板の試合で良いピッチングができたのでそれがベストピッチです」と振り返った。
コロナウイルスに感染し、特例抹消中の武内だが一昨日から練習を再開。「良い状態でマウンドに上がってチームに貢献したい」と順調な回復ぶりをみせている。デビューから7試合では4勝0敗。未だ負けなしのゴールデンルーキーの次回登板が注目される。
【他チーム選手との比較】
◆日本ハム・山﨑福也(31)
4試合 3勝0敗、防御率1.91、投球回28.1、奪三振 20
◆楽天・早川隆久(25)
5試合 2勝0敗、防御率1.72投球回36.2、奪三振34
◆ロッテ・種市篤暉(25)
4試合 2勝0敗 防御率0.90、投球回30.0、 奪三振29
◆ソフトバンク・有原航平(31)
4試合 2勝1敗 防御率1.04、投球回26.0、奪三振10
■武内夏暉(たけうち・なつき)
2001年7月21日生まれ。186センチ、90キロ 。右投げ左打ち。福岡県北九州市八幡西区出身。福岡県立八幡南高〜国学院大を経てドラフト1位で西武ライオンズに入団。4月3日にプロ初登板で初勝利を挙げた。
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