(前年優勝校 宮崎学園 前年参加チーム数46)

 5月の県選手権と秋の県大会を制した延岡学園が最有力。最速140キロ後半で、鋭いスライダーが武器の2年藤川敦也が成長。工藤樹らと競う投手陣は充実している。

 各校の力は均衡している。宮崎商は強打が売りで、春の九州大会では選抜出場の東海大福岡を破った。中村奈一輝(ないき)ら投手陣が試合をつくれるか。秋、春と県4強の小林西のほか、日章学園も投手陣が安定し勝負強い。宮崎北は、県選手権で塚洸介が強打の日南学園、宮崎商を連続完封した。

 日南学園、聖心ウルスラ、都城商なども紙一重の力を秘める。昨夏の代表宮崎学園は、秋の県大会後、公式戦で登板していないエース河野伸一朗の状態が上向くかが鍵になる。(中島健)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。