鈴木選手は相手の本拠地セントピーターズバーグで行われたレイズとの試合に、今シーズン初めて4番に入り、指名打者で出場しました。

1回の第1打席は2アウト一塁から外角の変化球をセンター前にはじき返して2試合ぶりのヒットをマークし、相手の送球の間に二塁まで進む好走塁をみせて二塁三塁とチャンスを広げました。

しかし、後続が倒れて先制点につながりませんでした。

第2打席は1点を追う4回、高めから入ったカーブにタイミングを合わせてセンター方向に運び、バックスクリーンへの8号同点ホームランを打ちました。

鈴木選手のホームランは4試合ぶりで今月に入ってからは9試合で3本目です。

第3打席はファーストゴロ、7回の第4打席はフォアボールで出塁し、さらに今シーズン4個目の盗塁も決めました。

9回の第5打席はショートゴロで鈴木選手はこの試合4打数2安打1打点で2試合ぶりに複数安打をマークし、打率は2割6分9厘になりました。

カブスは鈴木選手のソロとベリンジャー選手のスリーランの2本のホームランですべての得点を挙げ、4対3で競り勝ちました。

レッドソックス 吉田正尚は出場せず

一方、レッドソックスの吉田正尚選手は12日のフィリーズ戦に出場しませんでした。

左手親指の痛みでけが人リスト入りしていた吉田選手は前日の試合で復帰しましたが、2打数ノーヒットでした。

12日に本拠地のボストンで行われたフィリーズ戦は先発メンバーから外れ、最後まで出場機会はありませんでした。

レッドソックスは相手先発の左ピッチャーを攻略し、8対6で勝って勝率を5割に戻しました。

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