左手親指の痛みでけが人リストに入っていた吉田選手は、11日の試合で復帰し、翌12日は出番がありませんでしたが、本拠地ボストンで行われた13日のフィリーズ戦では5番・指名打者で2試合ぶりに出場しました。

2回の最初の打席は大きな当たりのレフトフライ、3回の第2打席はセカンドゴロに倒れましたが、4回の第3打席で真ん中のチェンジアップを引っ張ってライト前にヒットを打ちました。

吉田選手のヒットはけが人リストから復帰してからは初めてで、4月28日以来およそ1か月半ぶりです。

このあと第4打席と第5打席は三振に終わり、吉田選手はこの試合、5打数1安打で打率は2割6分4厘です。

試合はレッドソックスがナショナルリーグ東部地区で首位を独走するフィリーズに9対3で勝ち、2連勝としました。

吉田正尚「感覚的に悪くない」

吉田選手は試合後、およそ1か月半ぶりのヒットについて「いい当たりだった。先発ピッチャーに対してはしっかり対策して自分なりにうまくいった」と振り返りました。

一方で、相手が投手リレーに入ったあといずれも三振となったその後の2打席については「リリーフのパワーピッチャーに翻弄されてしまったので、そこはまた次の課題だ。感覚的には悪くはないので、あとは実戦でというところだ」と話していました。

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