■MLB ドジャース 4ー3 ロイヤルズ(日本時間15日 ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(29)が本拠地でのロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場。前日4打数ノーヒットに終わったが、この日は4打数2安打で8試合ぶりにマルチ安打をマークした。打率は.306から.309に。
2連敗中のチームは、3点ビハインドから2本の本塁打で同点に追いつき、8回裏にF.フリーマン(34)のタイムリーで勝ち越し。逆転勝ちで3連敗を阻止した。
この日、ロイヤルズ先発の左腕C.レーガンズは、昨年6月13日のエンゼルスvsレンジャーズで、大谷が延長12回に決勝2ランを放った相手。
大谷の第1打席は2球目のストレートを弾き返したが遊ゴロ。ドジャース打線は3回まで一人の走者も出せず、4回はM.ベッツ(31)が左飛に倒れると、大谷はカウント2-2からスライダーを強振し、ライト前へチーム初ヒットを放った。
4回はドジャース先発のG.ストーン(25)がS.ペレスに11号3ランを被弾。先制の3点を許したが、5回の攻撃で7番・M.ロハス(35)の3号2ラン、9番・C.テーラーの1号で同点に追いつき試合は振り出しに。
6回の先頭で打席に立った大谷は、4球目低めのカットボールを打ち返し、センター前へこの日2本目のヒットを放った。だが続くF.フリーマンが右飛、W.スミスが併殺打で勝ち越し機を作れず3アウトに。
3-3のまま迎えた8回の第4打席は、1死二塁の勝ち越し機にショートフライに倒れたが、F.フリーマンが値千金のタイムリーを放ち、4-3と終盤で初めてリード。9回はその1点を守り切りドジャースはカード初戦を手にした。
明日16日は山本由伸(25)が7勝目をかけ、14度目の先発マウンドに上がる。
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