北九州市で行われているバレーボールの国際大会『ネーションズリーグ』の予選ラウンドに臨んでいる世界ランキング7位の日本は、13日までの試合結果で、世界ランキングでパリオリンピックの出場圏内に入ることを確実にし、14日、6大会連続のオリンピック出場が決まりました。

15日はこのラウンドの第3戦として、同じくオリンピック出場を決めている世界9位のセルビアと対戦し、若手主体の相手に対して石川真佑選手がチーム最多の17得点をあげる活躍を見せるなど、セットカウント3対0でストレート勝ちました。

試合後、オリンピック出場を祝うセレモニーが行われ、選手たちは記念の帽子をかぶって笑顔で写真を撮るなどしていました。

キャプテンの古賀選手は「たくさんの方が応援してくれたこの会場で決めることができてうれしい。攻撃の戦術面は少しずつ精度が上がってきているので、より高めていきたい」と話しました。

眞鍋政義監督は「去年の予選大会で出場権を獲得できず、悔しい思いをした選手たちが努力を継続して一回りも二回りも成長してくれた。パリでの目標はこれから選手やスタッフと話して決めていきたい」と話していました。

日本は16日、このラウンドの最終戦で世界5位のアメリカと対戦します。

パリオリンピックの予選リーグの組み合わせ抽選は6月19日に行われますが、世界ランキング上位が有利な組み合わせになる可能性が高く、さらなるランキングアップを目指します。

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