(前年優勝校 神村学園 前年参加チーム数64)

 全国4強に進んだ昨夏のメンバーが10人残り、今春の選抜でも1勝した神村学園が優勝候補の筆頭だ。選抜で本塁打を放ち、18歳以下日本代表候補に選ばれた4番正林輝大は長打力と確実性を併せ持つ。選球眼の良い打者が多く、小技も得意で効率よく点を取る。成長著しい早瀬朔はNHK旗準決勝、決勝で完投勝ちした。

 打倒神村の一番手は、春の県大会を制した鹿児島実。エース井上剣也は最速151キロの速球が持ち味。長田鉄生は粘り強さとスタミナが特徴。4番原田颯馬は長打力がある。

 好投手を擁するれいめい、春の県大会で準優勝した鹿屋農も力がある。30年前の全国準優勝校・樟南は3年ぶりの夏の甲子園をめざす。(宮田富士男)

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