■バレーボールネーションズリーグ2024 女子予選ラウンド第3週 日本 0-3 アメリカ(16日、福岡・北九州市)

ネーションズリーグ予選ラウンド最終戦で女子日本代表(世界ランク7位)はアメリカ(同5位)と対戦し、セットカウント0‐3のストレート負けを喫した。世界ランク7位以内を確定させている日本は、20日(日本時間)からタイのバンコクで行われるファイナルラウンドに臨み、ネーションズリーグ初のメダル獲得を目指す。

試合後、主将の古賀紗理那(28)と石川真佑(24)がインタビューで敗戦を振り返り、ファイナルラウンドに向けての意気込みを語った。

チームの精神的支柱・主将の古賀紗理那

Q.東京オリンピック金メダルのアメリカチーム、どんな相手でしたか?
古賀:最初のセットから戦術的なサーブを効果的に叩かれて、そこで崩れて私達のコンビがなくなった時の次の手っていうのができなかったのが今日の敗因かなと思います。

Q.最後の3セット目は古賀選手のサーブで崩していくシーンもありました。
古賀:そういう展開をもう少し増やしていけたらいいなと思います。

Q.予選ラウンドが終わりファイナルラウンドが待っています。意気込みを。
古賀:すぐに試合があるので、集中してもう一回整理して試合に入れるようにしていきたいと思います。

Q.改めてパリ五輪に向けてはどんな戦いを見せていきたい?
古賀:日本は組織的なオフェンスとディフェンスをしていかないと、チームとしても苦しくなると思うので、そういう所を徹底してやっていきたいと思います。

チーム最多13得点の石川真佑

Q.アメリカチームはどんな相手でしたか?
石川:相手も勝ちにくるっていう気持ちもありましたし、VNL始まる前の練習試合の時とは違う気持ちの持ち方も感じられたので、自分たちが上手くいっていた所が上手くいかなかったり、かみ合わなかったことが多かったと思います。

Q.日本はサーブレシーブはしっかり返っていて、あとはセッターとスパイカーのコンビネーションかと思いましたが?
石川:サーブレシーブは返ってるケースが多くて、その中で決めきれなったり相手にブロックで捕まったりっていう所があったので、そういった所もスパイカーが工夫して点数を取りに行くのも一つですし、もう少しセッターとのコンビの質を高めていけたらいいなと思います。

Q.ファイナルラウンドではどういう戦いを見せたい?
石川:いい試合もたくさんあったので、そういった所をうまく出していくのも一つですし、
今日のかみ合わなかった部分もしっかり修正していきながら、ファイナルの初戦からいいパフォーマンスができるようにやっていきたい。

Q日本チームの良い部分、出せてきた部分はどのあたり?
石川:劣勢の場面で粘り強く自分たちがディフェンスからの攻撃展開できてる時は、いい流れを作れてるので、サーブをしっかり崩してる場面も多いので、そこをしっかりやっていけたらいいのかなと思います。

Q.パリオリンピックに向けて、どういう風にチームを仕上げていきたい?
石川:まずはVNLで自分たちがいいコンビを作っていくのもそうですし、それを終えてから、もう1回チームとして目標をしっかり立てて、そこに向かって全員で一つになってパリに向けてやっていければいいなと思います。

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