■MLB アストロズータイガース(日本時間17日、テキサス州ヒューストン、ミニッツメイド・パーク)
タイガースの前田健太(36)が17日(日本時間)、敵地でのアストロズ戦に先発。5回、94球を投げて、被安打5(1本塁打)、奪三振1、四死球2、失点4で防御率は6.02。5月25日以来の勝利とはいかなかった。
アストロズはア・リーグ西地区3位ながらチーム打率は.259、メジャー30球団でトップ。ホームラン数も4位と強力な打撃陣を擁する。前田は1回、1番・J.アルトゥーベ(34)に低めのストレートをセンター前に弾き返されて先頭打者を出塁させた。1死一塁で3番・Y.アルバレス(26)の時にワイルドピッチで走者を進めると、アルバレスには低めのスライダーをライト前へタイムリー、先制点を許した。
2死から5番・J.シングルトン(32)には強烈なピッチャーライナーが前田の右足ふとももを直撃。それでもしっかりボールを拾い、1塁へ送球しアウトにしたが、前田は片膝を付き、しばらく立ち上がれなかった。トレーナーに付き添われながら右足を引きずりながらダグアウトに戻った。
ベンチで休んで2回のマウンドに上がった前田、2死一塁で打率.209、1本塁打の9番・C.マコーミック(29)に対し、ストレートの四球。さらに1番・アルトゥーベにもボールが先行して7球連続のボール。そして、カウント3-1からカットボールを左中間スタンドへ11号スリーラン。アストロズ強力打線につかまってしまった。
3回は先頭の3番・アルバレスにヒットを許したが、4番・Y.ディアズ(25)は低めのスライダーでショートゴロ併殺打。4回も先頭打者に四球を与えたが、7番・M.デュボン(29)を低めのスプリットでまたもショートゴロ併殺打と打たせて取る前田らしいピッチングを見せた。
しかし、タイガース打線はアストロズ先発R.ブランコ(30)の前に4回までパーフェクトに抑えられた。5回、2死から3者連続四球で満塁のチャンスを作ったが、9番・Z.マッキンストリー(29)がセンターフライに倒れた。
前田は5回はこの試合、初めて3者凡退に打ち取ったがこの回で降板、5回、94球を投げて、被安打5(1本塁打)、奪三振1、四死球2、失点4で防御率は6.02。5月25日以来の勝利とはいかなかった。
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