(前年優勝校 仙台育英 前年参加チーム数62)

 昨夏の甲子園大会で準優勝を果たした仙台育英が、今年も頭一つ抜けている。投手層は厚く、150キロの直球が持ち味の山口廉王を筆頭に、変化球の多彩な佐々木広太郎、甲子園経験のある武藤陽世らが控える。打者も昨夏の甲子園メンバーの鈴木拓斗、湯浅桜翼、浜田大輔らがそろう。

 続く有力校は、昨夏の宮城大会で準優勝した仙台城南と、昨秋の東北大会に出場した聖和学園。仙台城南はエース小塚光貴を軸に打たせてとる野球で手堅い。聖和学園も好投手の千葉桜太らを擁し、試合運びに安定感がある。

 昨秋の県大会で仙台育英を破った東陵も活躍に期待がかかる。(吉村美耶)

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