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【UEFA EURO 2024】ポルトガル代表 2−1 チェコ代表(日本時間6月19日/ライプツィヒ・アレーナ)

 前人未到となる6度目のUEFA EURO出場に、はやる気持ちを抑えきれなかったのかもしれない。ポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウドが、キックオフ・カウントダウンが終わる2秒前に全力疾走でハーフウェイラインを飛び出してしまう珍事。ファンも「いつまでも少年の心を忘れない」「早いし速いんだよw」とリアクションを見せた。

【映像】C・ロナウドが「大フライング」した一部始終

 今年2月に39歳を迎えたC・ロナウドは、UEFA EURO 2024 グループF第1節のチェコ代表戦で先発出場。前人未到の6大会連続出場を達成した。このメモリアルな一戦に気持ちが入りすぎていたのか、キックオフ直前にとんでもない珍プレーが発生した。

 センターサークルにボールがセットされ、スタジアム内ではキックオフに向けたカウントダウンが「10」から始まる。それぞれの選手が集中力を高める中、C・ロナウドも右のサイドライン際でその時を今か今かと待ちわびた。

 そして、カウントダウンが「2」になった次の瞬間、高ぶる気持ちを抑えきれなかったのか、全力疾走で相手陣内に駆け込んでいった。ルール的にはキックオフがやり直しとなる場面だったが、そのままカウントダウンは続けられ、「0」の合図でセンターサークルにいたMFブルーノ・フェルナンデスのキックで試合はスタート。この時にC・ロナウドは、すでに相手のディフェンスライン上とほぼ同じ位置まで侵入していた。

 この珍事について『ESPN』の公式Xは「クリスティアーノ・ロナウドは、試合開始時にボールが蹴られる前からフィールドを駆け上がり始めた。6回目のEUROが始まることに興奮」と投稿。リプには海外サポーターたちが、「なんて男だ」「気持ちを抑えられなかったんだな」「それだけ楽しみにしていたのだろう」「いつまでも少年の心を忘れない」「彼こそが世界最高だ」など好意的なコメントが寄せられている。

 このC・ロナウドがフライング・スタートする一部始終には日本のファンたちも注目し、SNSには「まるで少年だなw」「気持ち入ってるんだよ」「感情を抑えきれてないw」「早いし速いんだよw」「あっという間に駆け抜けたな」「ロナウドさん盛大にフライングしてて草」などのコメントが並んだ。

 なお試合は、チェコ代表が先制する展開となったものの、試合終盤にポルトガル代表が2ゴールを挙げて逆転勝利。C・ロナウドはフル出場を果たし、5本のシュートを放つなどチームの勝利に貢献している。

(ABEMA/UEFA EURO 2024)

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