ダルビッシュ投手は5月29日、本拠地サンディエゴで行われたマーリンズ戦に先発し3回まで投げましたが、左足の張りを訴えて交代し、左足付け根の痛みのため、けが人リストに入っていました。

その後は治療やブルペンでの投球練習などで調整を続けていて、19日はリハビリのためインディアナ州で行われたパドレス傘下のマイナーリーグの試合に先発しました。

1回はこの日最速の152.8キロの速球やキレのある変化球で三者凡退としましたが、2回は守備のミスなどもあって1点を失ったあと、なおも2アウト一塁二塁で高めのストレートを打たれてスリーランホームランとされ、合わせて4点を取られました。

3回は無失点でしたが、4回は内野安打とフォアボールなどで二塁三塁のピンチを背負い、変化球をセンター前に運ばれる2点タイムリーヒットを打たれたところでマウンドを降りました。

ダルビッシュ投手は4回途中、49球を投げてヒット7本6失点、奪った三振は3つという成績でしたが、痛めていた左足を気にする様子もなく、順調な回復ぶりを見せました。

ダルビッシュ投手は試合後、取材に応じ「しばらく投げていなかったので楽しみにしていた。あとは大リーグの試合で気持ちもしっかり集中してどこまでできるかだと思う。きょうはいろんなボールを投げられてよかった」と話していました。

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