■MLB ロッキーズ 3ー5 ドジャース(日本時間21日、コロラド州デンバー、クアーズ・フィールド)

ドジャースの大谷翔平(29)が敵地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。この日はリーグ単独トップの21号先頭打者アーチを放つなど3打数1安打(1打点)で、自己最長タイとなる5試合連続打点をマーク。打率は.317から.318に。

チームは大谷、W.スミス(29)、F.フリーマン(34)の本塁打などで前半5得点。投手陣は先発のG.ストーン(25)が5回まで無失点の好投も、6回は満塁のピンチを招くと、リリーフも踏ん張れず失点。終盤は2点差に迫られたが逃げ切り、ロッキーズ4連戦は3勝1敗で勝ち越し。通算47勝30敗とした。

大谷の第1打席はロッキーズ先発T.ブラック(33)を相手に、カウント2-1から4球目シンカーを捉えると、打球はセンターの“森林ゾーン”へ。飛距離130.1mの特大弾であっさり先制点を挙げた。これで20本で並んでいたブレーブス・M.オズナ(33)を抜いて、1か月ぶりにリーグ単独トップに立ち、直近5戦で4発とエンジン全開。2回の第2打席は2死一・三塁の場面で四球を選び満塁としたが、続くスミスが左直で追加点ならず。

3回の打線は2本のタイムリーで3-0と試合の主導権を握ると、4回は1死で大谷が空振り三振に倒れたが、スミス、フリーマンの2者連続アーチで5-0。

6回は無死一塁で大谷の第4打席を迎え、2番手のA.モリーナに対し、カウント2-2からチェンジアップを振り抜いたが打球は伸びず中飛。

8勝目を狙う先発のストーンは、5回まで60球の3安打無失点と好投を続けていたが、6回は四球2つとヒットで1死満塁のピンチを招き、B.トライネン(35)に交代。トライネンも踏ん張れず、タイムリーを許して5-2と3点差に。

8回、2死一塁の場面で大谷の第5打席。一塁走者のC.テーラー(33)が盗塁を決めると、大谷はカウント1-1から今季2度目の申告敬遠。敵地ながらブーイングが鳴り響き、続くスミスは三ゴロ。直後の8回はA.ベシア(28)がロッキーズ本塁打トップのR.マクマーンに13号ソロを浴び、5-3と2点差に迫られたが9回はE.フィリップス(29)が抑え逃げ切った。

明日は本拠地に戻り、大谷の古巣・エンゼルスと対戦する。

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