第106回全国高校野球選手権新潟大会(朝日新聞社、新潟県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が21日、新潟市内であり、参加67チームの組み合わせが決まった。

 今春の県大会と北信越地区大会を制し、夏の甲子園初出場をめざす帝京長岡は初戦で糸魚川白嶺と高田北城の勝者と対戦する。

 連覇をねらう東京学館新潟は新津工と顔を合わせる。2年ぶりの夏の甲子園をめざす日本文理は、初戦で新発田商―新潟工の勝者と対戦することが決まった。

 大会はハードオフ・エコスタジアム新潟などでおこなわれる。7月5日に開幕し、順調に進めば25日に決勝がおこなわれる予定。

新潟大会の展望

 (前年優勝校 東京学館新潟 前年参加チーム数68)

 春の県大会を連覇し、北信越大会も制した帝京長岡と、県大会準優勝の日本文理が軸になりそうだ。

 帝京長岡は春の県大会6試合中5試合で無失点。エース茨木佑太は先発の2試合とも2桁奪三振で完封し、打線では渡辺侑耶や有馬凛空が打率4割超だった。北信越大会では相手のミスをつくうまさも見せた。春夏通じて初の甲子園を狙う。

 日本文理はいずれも右腕のエース丸山慶人と倉石健亮の二枚看板を擁し、13回目の夏の甲子園を目指す。

 春の県大会4強の関根学園と開志学園のほか、連覇を狙う東京学館新潟、加茂暁星、中越、公立校の六日町と新潟県央工も上位をうかがう。(鈴木剛志)

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