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【UEFA EURO 2024】スペイン代表 1−0 イタリア代表(日本時間6月21日/アレーナ・アウフシャルケ)

 イタリア代表の堅守を見事にこじ開けた。スペイン代表の21歳FWニコ・ウィリアムズがドリブル突破からクロスを送ると、敵DFリッカルド・カラフィオーリに当たり決勝点となるオウンゴールを誘発。これにはファンも「これは避けられない」「クロスがうま過ぎる」と歓喜の様子となった。

【映像】「キレッキレ突破」で堅守イタリアを破壊した瞬間

 ゲームを支配していたスペイン代表に、待望の先制ゴールが生まれたのは55分だった。再三に渡り敵陣で仕掛けると、MFロドリがサイドチェンジのパスをDFマルク・ククレジャに送る。これを受けたククレジャは、さらに左サイドに張っていたFWニコ・ウィリアムズへとボールを渡した。

 ニコ・ウィリアムスは敵DFジョヴァンニ・ディ・ロレンツォと1対1になる中、まずカットインからシュートを狙うと見せかけて切り返す。そして、縦に深い位置まで持ち出して左足でクロスを上げた。低くて速いボールにFWアルバロ・モラタが微かに頭、そしてイタリアGKジャンルカ・ドンナルンマも僅かに指で触れる。

 しかし、このセーブにより軌道が変わったボールは、ペナルティーエリア中央付近にいたカラフィオーリの膝に直撃。ボールはゴールマウスへと吸い込まれて、スペイン代表が待望の先制点を奪った。

 これにはABEMA視聴者も、「これはしょうがない」「これは避けられない」「GK触っとるんか…じゃあしゃーないなぁ」「当たっちゃったんだ」とカラフィオーリを擁護するコメントが多く寄せられた。

 さらにSNSでは、「クロスがうますぎる」「ニコウィリアムズ凄まじいな」「キレッキレだわ」「ニコうまい」「仕掛けよかった」「無双してる」など、ニコ・ウィリアムズの仕掛けとクロスを賞賛する声も数多く見られた。

 試合はこのオウンゴールでスペイン代表が1−0でイタリア代表を下し、1試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。なお、キレのあるドリブルで何度もイタリア守備陣を苦しめたニコ・ウィリアムズは、欧州サッカー連盟(UEFA)公式のPOM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)に選出されている。

(ABEMA/UEFA EURO 2024)

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