■MLB ドジャース 2ー3 エンゼルス(日本時間22日 カリフォルニア州ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(29)が本拠地でのエンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場し、古巣との初対戦は、2試合連続の22号2ランを放つなど2打数2安打2打点の活躍。自己最長となる6試合連続打点をマークし、打率は.318から.322に上昇。リーグ首位打者に返り咲いた。
しかし、チームは大谷の2ラン以降チャンスを作れず。2-2の延長10回に勝ち越しを許し、その裏に打線が反撃できず無念の敗退。対エンゼルス戦は10連勝中だったがその記録も止まった。
大谷の第1打席は内角攻めから外角の球も見極めフルカウントとすると、低めのスライダーを見送って四球。続くT.ヘルナンデス(31)の三ゴロで二塁アウトに。
3回の第2打席は先頭C.テーラー(33)がヒットで出塁し、A.バーンズ(34)の一ゴロで1死二塁の場面。外のスライダーを連続ファールで追い込まれたが、3球連続でボールを見極め、最後は高めシンカーを見送り2打席連続の四球。この投球後、マウンド上ではサンドバルが苦しげな表情で左腕や指を何度も振り、一度ベンチに下がるも緊急降板となった。
両チーム無得点のまま迎えた5回の第3打席。2死一塁で3番手のM.ムーアに対し、3球目のストレートを振り抜いてバックスクリーン右に叩き込み、先制の22号2ランを放った。打球速度182.0km、今季自身3番目の飛距離138.6mの特大弾に。
ドジャース先発のL.ナック(26)は5回無失点の粘投で、大谷の本塁打によりメジャー2勝目の権利を得たが、2番手のヤーブローがまさかの3死球でピンチを招き、そこから2失点。
2-2の8回、大谷の第4打席はピッチャー強襲の内野安打で出塁し、2死でF.フリーマン(34)の打席で盗塁を試みたが失敗。
試合は延長タイブレークに突入し、10回表は2死三塁で代わったE.フィリップス(29)がウォードにタイムリーを打たれ、2-3と勝ち越しを許してしまった。その裏は、ヘイワードが遊ゴロで1死三塁としたが、後続が2者連続の空振り三振でゲームセット。
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