川村選手は広島市出身の24歳で、豊富な運動量と強烈なシュートが持ち味の左利きのミッドフィルダーです。
ことしの元日に日本代表デビューを果たしていきなり初ゴールを決め、今月行われたワールドカップアジア2次予選の2試合はいずれも途中出場しました。
川村選手は、今月15日にホームで行われたリーグ戦にフル出場したあと移籍の手続きのためチームを離脱していて、サンフレッチェは24日、川村選手がオーストリア1部のザルツブルクに完全移籍することが決まったと発表しました。
ザルツブルクは昨シーズンまで国内リーグで10連覇を果たし、ヨーロッパチャンピオンズリーグで決勝トーナメントに進出したこともあるオーストリアの強豪クラブで、かつては日本サッカー協会の宮本恒靖会長や、南野拓実選手も在籍していました。
川村選手は「年齢的にも最後のチャンスだと思い、新しい世界へチャレンジすることを決断しました。このクラブのユニフォームを着て皆さんとともに戦った選手としてこれからも少しでも応援していただけるとうれしいです。10年間本当にありがとうございました」とコメントしています。
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