第106回全国高校野球選手権福島大会(朝日新聞社、福島県高野連主催)の抽選会が25日、福島県須賀川市であり、参加62チームの組み合わせが決まった。

 3年連続出場をめざす聖光学院は白河実―日大東北の勝者と初戦で対戦することが決まった。今春の選抜大会に出場した学法石川は石川・船引―ふたば未来の勝者との顔を合わせる。

 大会は、福島市の県営あづま球場などで行われる。7月12日に開幕し、順調に進めば、決勝は7月28日に行われる予定だ。

 (前年優勝校 聖光学院 前年参加チーム数62)

 昨夏の覇者で春の県大会を制した聖光学院を軸に、昨秋、今春と県大会準優勝の光南、春の選抜大会に出場した学法石川が続く。

 聖光学院は、球威が持ち味の古宇田(こうた)烈、変化球の切れで勝負する高野結羽の両右腕が二枚看板として安定。県大会で打率7割5分の竹田一遥を中心に、鈴木颯太、深谷凛太朗ら強打者ぞろいで打線は切れ目がない。

 光南はともに140キロ台中盤の左腕大越来夢と右下手投げの国井大翔を擁する。好機に強い主軸の近藤寛俊を中心に打線は爆発力がある。学法石川は投打の要・大栄利哉がけがから復調した。

 春の県大会4強の古豪・磐城、結束力が強い相馬、選手層の厚い東日大昌平も力がある。(酒本友紀子)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。