ここまで通算の安打数を1499本としていた長野選手は25日夜、新潟県で行われたDeNA戦で2対1とリードの9回に代打で出場しました。
長野選手は、1アウト二塁の場面でDeNAの4人目、坂本裕哉投手からセンターへのタイムリーヒットを打ってプロ野球史上138人目となる通算1500本安打を達成しました。
プロ15年目の長野選手はチーム最年長の39歳。
ドラフト会議での指名を2回拒否して2010年に希望していた巨人に入団し、1年目から活躍して新人王に輝き、その後も首位打者などのタイトルを獲得しました。
2019年にFA=フリーエージェントの補償として広島に移籍し、4年間プレーしたあと無償トレードで去年、巨人に再び戻りました。
今シーズンは代打での起用が多く、前の試合までの打率は2割3分6厘ですが、ここいちばんでの貴重な打点を生み出す勝負強いバッティングは健在でチームにとって欠かせない存在となっています。
長野選手は、「プロに入ったころには1500本も打てると思っていなかったが打ててよかった。支えてもらっている球団の方やファンの皆さんに感謝したい」と話しました。
そして、2000本安打に向けては、「とりあえず1501本目を目指して頑張ります」と前を見据えていました。
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