ロッテの中村選手は25日夜、千葉市の本拠地、ZOZOマリンスタジアムで行われた楽天戦に6番・サードで先発しました。

中村選手は3回、4対0とリードし、なおも2アウト一塁の場面で楽天の先発、内星龍投手から右中間へタイムリーツーベースヒットを打ってプロ野球史上319人目となる通算1000本安打を達成しました。

中村選手は二塁のベース近くでチームメートの荻野貴司選手から達成を祝うボードを受け取ると、深々とおじぎをしてファンからの拍手に応えていました。

中村選手は、7回にも2アウト二塁三塁のチャンスで追加点となるライトへの2点タイムリーヒットを打ってこの試合、4打数2安打3打点と活躍し、通算1000本安打の節目の試合でチームの勝利に貢献しました。

中村選手は、試合後のヒーローインタビューで「甘い球を捉えようとした結果が右中間への打球となってランナーが一生懸命走ってくれて打点にもなったのでうれしかった。まだまだ結果を求めていきたい」と話していました。

中村選手はプロ10年目の32歳。パンチ力のある打撃が持ち味です。

今シーズンは前の試合までの打率が2割1分9厘と波に乗れていませんが、吉井理人監督は「彼の努力の積み重ねだと思うので、今後もしっかり打ってほしい」と期待を寄せていました。

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