視覚に障害のある選手で競うパラリンピックの柔道は、ことしのパリ大会から障害の程度によって2つのクラスに分けて行われ、それぞれのクラスで男女4階級ずつ実施されます。

日本視覚障害者柔道連盟は国際大会で得たポイントによる世界ランキングをもとに出場権を獲得する見通しとなった4人の選手について代表に内定したと発表しました。

このうち、男子73キロ級の障害の軽いクラスの代表に内定した瀬戸選手は、66キロ級で銅メダルを獲得した東京大会に続く出場となります。

パリ大会ではクラス分けの導入によって実施される階級が減って66キロ級がなくなったため、階級を上げて臨みますが、去年の冬以降は国際大会で優勝を重ねていて、金メダル獲得の期待がかかります。

また、リオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得した33歳の廣瀬順子選手が女子57キロ級の障害の軽いクラスで3大会連続となる代表に内定しました。

このほか、女子48キロ級の障害の重いクラスに4大会連続の出場となる半谷静香選手、女子70キロの障害の軽いクラスに東京大会で銅メダルを獲得した小川和紗選手が代表に内定しました。

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