IPCは26日、理事会を開いて、2028年にアメリカのロサンゼルスで開かれる夏のパラリンピックの追加競技について審議しました。
この中で、大会組織委員会が追加競技として提案したクライミングが承認され、ロサンゼルス大会で採用されることが決まりました。
パラリンピックでクライミングが実施されるのは初めてです。
IPCは去年1月、ロサンゼルス大会の実施競技について東京大会やパリ大会と同じ22競技を承認し、クライミングとサーフィンの2つの競技の追加について検討を進めていました。
日本は去年、パラクライミングの世界選手権で3つの金メダルを獲得するなど、強豪国として知れられていて、ロサンゼルス大会でも活躍が期待されます。
日本パラクライミング協会の小林幸一郎 代表理事は「大変喜ばしい発表だ。4年後にはパラクライマーたちがパラリンピックという新しい舞台で躍動する姿から世界は新たな人間の可能性を目にすることになるだろう。日本は強豪国であり続けられるよう選手と努力を続けたい」とコメントしています。
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