プロを目指す高校生や大学生、社会人などが参加するリーグ戦、「ジャパンウィンターリーグ」はプロ野球のオフシーズンとなる11月から12月にかけて国内では異例となるおよそ1か月の間、沖縄県内で開催され、練習や試合を通して国内外のプロ球団のスカウトにアピールする場となっていて、ことしで3年目となります。

このリーグ戦に西武がプロ野球の球団としては初めて若手選手やスタッフを派遣すると発表しました。

都内で記者会見した西武の飯田光男球団本部長は「若手選手にシーズンが終わったあとに経験を積ませることが一番の理由だ。この活動が活発になって、日本の野球界がさらに発展していくことにつなげていきたい」と話しました。

西武の選手は独立リーグや社会人に所属する選手などとともにリーグ戦を戦って実戦経験を積むということです。

リーグ戦を主催する会社では、ほかのプロ野球の球団の参加も目指していて、交渉を続けているということです。

リーグ戦を主催する「ジャパンリーグ」の鷲崎一誠代表取締役は「まずは西武の選手がブレイクできるようなサポートをしたい。このリーグは野球界のハブになれる存在だと思うので、アマチュアもプロも参加して沖縄で交流していくことで新たなプラットフォームを作っていきたい」と話していました。

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