第106回全国高校野球選手権青森大会(朝日新聞社、青森県高野連主催)の抽選会が28日、青森市内であり、参加48チームの組み合わせが決まった。
昨夏の代表校で今春の選抜大会に出場した八戸学院光星は初戦で八戸東―大間の勝者と対戦することが決まった。同じく今春の選抜大会に出場し、8強入りした青森山田は八戸高専―八戸北の勝者との顔合わせ。八戸学院光星と青森山田の両校は同じブロックに入り、準々決勝で対戦する可能性がある。
今春の東北大会で準優勝だった弘前学院聖愛は。初戦で五所川原農林―三沢の勝者と対戦する。
大会は青森市営野球場(ダイシンベースボールスタジアム)などで行われる。7月9日に開幕し、順調に進めば、決勝は22日に行われる予定だ。
青森大会の展望
(前年優勝校 八戸学院光星 前年参加チーム数48)
好投手を擁するチームが多く、1点を争う白熱の展開となりそうだ。
優位に立つのは、選抜8強の青森山田。エースの関浩一郎と桜田朔は直球と変化球の切れが増し、すきを与えない。弘前学院聖愛は吹田志道が低めに集め、春の県決勝で青森山田に完投勝利した。
昨夏代表で選抜も出場の八戸学院光星は、洗平比呂、岡本琉奨、森田智晴の左腕3人が球威で押す。八戸工大一は、U18(18歳以下)日本代表候補の左腕金渕光希が力強さと制球力で、春の県大会で八戸学院光星を完封した。
春の県4強の弘前は、桑田乙矢が打たせて取る。積極的な打撃がかみ合えば、台風の目になる。(渡部耕平)
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