■陸上・日本選手権 2日目(28日、新潟市・デンカビッグスワンスタジアム)

女子1500m決勝で田中希実(24、New Balance)が4分01秒44をマークし、日本選手権史上2人目の5連覇を達成。さらに、4分02秒50のパリ五輪参加標準記録を突破したため、5000mに続き2種目目の代表内定をつかんだ。

今大会は800m、1500m、5000mの3種目にエントリーし、前日の1500m予選に続き2レース目となった田中。前日の予選では序盤スローで入ったが、この日はスタートから集団を引き離し、かなり早いペースでレースを展開。そのまま勢いをキープし、ラストスパートをかけて1着でフィニッシュ。

タイムは自身が持つ日本記録の3分59秒19に迫る4分01秒44で、大会記録となった。

レース後のインタビューで「ありがとうございます」と笑顔をみせた田中。「終盤きつかったですが、今後にもつながるレースになったと思います」と手応えがあったようだ。

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