■競泳・相模原サマーチャレンジ(29日、さがみはらグリーンプール)
競泳日本代表のパリ五輪前最後の実戦。男子4×200mフリーリレーの代表で、チーム最年少の村佐達也(17・中京大中京高3年)が200m自由形に出場した。
村佐は長い手足を生かした効率のよい泳ぎで前半を51秒57という驚異的なタイムで折り返すと、後半もその勢いを保ったままフィニッシュ。従来の記録(1分47秒02)を大幅に更新する1分46秒59の日本高校新記録をマークした。
好調の要因について「パリで最高の泳ぎがしたいので気持ちが入っている。その気合のおかげかな」と笑顔。「自分が一番伸びしろがあるので、調子が悪い人がいても僕が補えるようにしたい」と初代表とは思えない頼もしいコメントを残した。
そして、村佐のレースをプールサイドで見守った松元克央(27・ミツウロコ)ら他のリレーメンバーも「これは速い!」と太鼓判。リレー決勝進出へ、最年少ながらチームを勢いづけた村佐。「(控え場所に戻るときは)大きな顔をして、自慢したい」と鼻高々だった。
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