パリパラリンピックのボッチャの日本代表には、いずれも脳性まひなどのクラスで、東京大会の個人で金メダルを獲得した杉村選手や、団体で銅メダルを獲得した廣瀬隆喜選手など、6人が内定しています。

4日は6人の選手が都内で開かれた記者会見に臨み、ボールの柄があしらわれたおそろいの蝶ネクタイなどを身につけて登場しました。

会見では、おととしの世界選手権の個人の金メダリストで、脳性まひ以外の障害のクラスで初めてパラリンピックの代表に内定した、21歳の内田峻介選手が、代表チームのキャプテンを務めることが発表されました。

これについて内田選手は「憧れの舞台に立てるのはとてもうれしい。チーム全員が笑顔で最高のパフォーマンスができるよう盛り上げたい」と決意を示しました。

このあと、パリ大会に向けた意気込みを一人一人が話し、2連覇を目指す杉村選手が「一つ一つが厳しい試合になると思う。予選から決勝のつもりでぶつかっていく覚悟でいくし、挑戦を存分に楽しみたい」と話していました。

そして、気迫あふれるプレーが持ち味の廣瀬選手は「自分の持ち味はパワーやテクニカルなプレーだが、雄たけびもクローズアップされてきた。できるかぎり雄たけびをあげられるプレーをしたい」と話し、会場の笑いを誘っていました。

パリパラリンピックのボッチャは開会式翌日の8月29日から始まります。

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