アーティスティックスイミングの日本代表は、2人で演技する「デュエット」と8人で演技を行う「チーム」でいずれもパリオリンピックの出場権を獲得していて、来月3日からは、前哨戦となるパリの本番会場でのワールドカップに出場する予定です。

7日は、東京 北区の国立スポーツ科学センターでの練習を公開し、このうち「チーム」のアクロバティックルーティンでは、パリオリンピックに向けた新たな演技を披露しました。

テーマは『アリゲーター』で、曲を聴いてキャプテンの吉田選手が提案したアイデアが採用されたということで、ワニの特徴を手の動きなどで表現した振り付けを繰り返し練習していました。

吉田選手は「ワニになりきっているので、私たちから出る“ワニ感”と、緩急をつけた構成に注目してほしい。メダル獲得という目標に向けて立ち止まっている暇はない。前へ前へと引っ張っていきたい」と決意を示しました。

また、デュエットでは、安永真白選手と比嘉もえ選手のペアが、『Cool Japan』をテーマとしたテクニカルルーティンの新たな演技を練習し、振り付けや技のタイミングなどを一つ一つ確認していました。

安永選手は「日本の演技は違うと思ってもらえるよう、1曲を通して高い完成度の演技をしていきたい」と話していました。

また比嘉選手は「パリオリンピックでメダルを獲得できるように、ベストを尽くしていきたい。ワールドカップでしっかりと学んで、今後に生かしていきたい」と話していました。

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