パラバドミントンは前回の東京パラリンピックで初めて正式競技に採用され、日本は金メダル3つを含む9個のメダルを獲得するなど躍進しました。

8日は都内で記者会見が行われ、ともに東京大会の金メダリストで男子車いすのクラスの梶原選手や女子車いすのクラスの里見紗李奈選手などパリ大会の代表に内定している12人が参加しました。

このうち、梶原選手は東京大会以降、国際大会で121連勝と圧倒的な強さを見せていて「フィジカルや技術、ショットの引き出しなど全体的に成長して見違えるほど強くなっている。目標はシングルスとダブルスの2冠。最高のパフォーマンスで競技の魅力を伝えてパラバドのファンを増やせるような大会にしたい」と意気込みを語りました。

一方、里見選手はことし2月の世界選手権のシングルスでライバルの中国の選手に敗れ、東京大会からの連勝が59で途絶えました。

それ以降、弱点を見直し「敗れたことで気持ちが入った。最後の最後は意地のぶつかり合いで今は勝ちたい気持ちしかない」と巻き返しを誓いました。

日本代表の草井篤監督は、東京大会以降、世界のレベルが上がっているとしながらも、日本もパリ大会に向け腕や足などの障害に応じて立ってプレーする「立位」の強化が進んでいるとして、金メダル3つを含む8個のメダル獲得を目標に掲げました。

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