男子バスケットボール日本代表の河村勇輝(23、横浜ビー・コルセアーズ)が9日、世界最高峰NBAのメンフィス・グリズリーズとのエグジビット10契約に関する記者会見を行い、「バスケットをやってきた決断の中で一番大きなチャレンジになる」と決意を語った。

河村は7日にグリズリーズとエグジビット10契約で合意に至ったことをチームを通じて発表。“エグジビット10契約”とは最低年俸・無保証での契約でシーズン開幕前にキャンプに参加し、2Way契約に切り替えることが可能。

会見で横浜ビー・コルセアーズの白井英介代表取締役兼GMが複数のチームからオファーがあったことについて明かすと、河村は「一番熱意があった」、「すごくビジョンが見えた」とグリズリーズに決めた事を説明。

河村は身長が172cmとバスケ選手として小柄だが「NBAのコートに立つことが一番の目標であり、そのためにはまずキャンプでしっかりとアピールする」と意欲を見せ、「夢の実現のために、必ず日々精進して頑張っていきたい」と力強く語った。

さらにNBAへの挑戦について「間違いなく僕がこれまでバスケットをやってきた決断の中で一番大きなチャレンジになると思います。どれだけ自分自身との戦いに勝てるかっていうそういった覚悟はしっかりと持って、どんな困難になろうとも立ち向かえる自信はあります」と口にし、「バスケットボールのスキルだけではなくて、人として成長できるって信じてる」と夢への実現を歩み始めた河村。

会見の最後はファンへ向け「この挑戦っていうのは簡単ではないことっていうのは、自分自身が一番わかってます」とし、「必ず夢を実現させたい思います」。「直近はパリオリンピックっていうものがあるので、そこに一番集中して頑張っていきたいと思いますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします」とメッセージを送った。

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