石田充 アナウンサー
今シーズンはもう76/143と、半分以上の試合を数字的には消化しているんです。広島カープ、ここまで76試合を終えてという “数字” と、残り67試合で注目される2人をピックアップしたいと思います。
まず、76試合を終えての順位を確認しておきましょう。
セ・リーグ順位表(7日時点)
1 広島 38勝 34敗 4分 勝差ー
2 巨人 39勝 35敗 5分 0.00
3 阪神 38勝 36敗 5分 1.0
4 DeNA 39勝 37敗 1分 1.0
5 中日 35勝 38敗 6分 3.5
6 ヤクルト 32勝 42敗 4分 7.0
首位から5位まで3.5ゲーム。非常にギュッとなっているセ・リーグです。2位・ジャイアンツが迫ってきています。
田村友里 キャスター
気になります。
石田充 アナウンサー
オールスターまでの日程を見ておきましょう。
オールスターまでの11試合
(当該球場でのカード戦績)
9日(火)・10日(水)
巨人戦(マツダスタジアム ⇒ 4勝0敗2分)
12日(金)~14日(日)
ヤクルト戦(マツダスタジアム ⇒ 5勝0敗)
15日(月)~17日(水)
DeNA戦(横浜 ⇒ 4勝2敗)
19日(金)~21日(日)
阪神戦(甲子園 ⇒ 4勝1敗)
今週は地元マツダスタジアムです。9日・10日はジャイアンツ、週末はスワローズ3連戦。その後、横浜と甲子園で戦います。球場別カードの戦績ですが、マツダスタジアムでは巨人と6試合戦って負けなし。スワローズにはマツダスタジアムで全勝。ハマスタでカープは4勝2敗、甲子園で4勝1敗。
田村友里 キャスター
おお! わくわくする数字ですね。
青山高治 キャスター
いい数字、やればできるじゃないですか。
石田充 アナウンサー
オールスターまでいい未来が描けてきました。そういった中で残り67試合の注目選手が、この2人。二遊間コンビを組む 菊池涼介 選手と 矢野雅哉 選手です。数字に注目していただきたいと思います。
まず、ベテランの菊池選手。今シーズン、ここまでの成績です。
菊池涼介 73試合 打率.216 安打52 本塁打6 失策2
エラー数もわずか2という鉄壁の守りを見せているんですが、注目の数字は安打数。プロ2年目から去年まで「11年連続シーズン100安打」を達成中なんですが、天谷さんとのインタビューでも12年連続となれば 衣笠祥雄 さん・高橋慶彦 さんに並ぶ(歴代2位タイ)ということで、ここへの意気込みも開幕前に語っていました。
石田充 アナウンサー
ことしは打順が最近、けっこう下位を任されるという、去年とは違った起用法なので打席数自体がちょっと少ないところもあるんですが、どうでしょうか?
もう1人の注目選手が、矢野雅哉 選手、プロ4年目です。過去3年で安打を35本しか打っていなかったのが、ことしはもう45本打つぐらい、ブレーク中です。スタメンの回数も背番号と同じ(61)まで来ました。
試合 スタメン 打率 安打 盗塁
2021 13 0 .000 0 0
2022 55 19 .194 13 0
2023 93 34 .185 22 7
2024 70 61 .225 45 9(セ2位)
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
守備はいいですから。そこをどういうふうに新井監督が起用していくかっていうところですね。
石田充 アナウンサー
あとはたくさん打線がつながれば打席数が増えていきますから、そういうつながりによって矢野選手の打席数が増えてくれば、チームにとっていい試合が多いということが言えると思いますから、菊地選手と矢野選手打席、そして安打に注目していただきたいと思います。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)
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