■プロ野球 巨人 3×-2 DeNA(12日・東京ドーム)

DeNAは巨人にサヨナラ負けを喫した。試合は1点を追う4回表、7番・京田陽太(30)の適時打で同点に追いつく。さらに5回表には5番・佐野恵太(29)が適時打を放ち勝ち越した。しかし8回裏、3番手・坂本裕哉(26)が1番・丸佳浩(35)に同点となる本塁打を浴び2ー2に。同点で迎えた9回裏、4番手・京山将弥(26)が6番・若林楽人(26)に決勝打を浴びサヨナラ。投げては先発・ジャクソン(28)が6回1失点の好投も救援陣が守り切れなかった。

前日の中日とのカード3戦目は1点を追う9回裏、2死一塁から牧秀悟(26)にライトフェンス直撃の適時二塁打が飛び出し土壇場で同点に追いついた。さらに延長10回裏には1死三塁から京田が放った自身プロ初となるサヨナラ打が試合を決めた。DeNAは今季3度目となるサヨナラ勝利で中日に3連勝を飾った。

打線は1回、巨人の先発・戸郷翔征(24)に対し先頭の梶原昂希(24)が空振り三振、2番・関根大気(29)が一ゴロ。3番・オースティン(32)が二飛に倒れ三者凡退となった。

その裏、ジャクソンの立ち上がりは先頭の丸を中飛、2番・吉川尚輝(29)を一ゴロ、3番・ヘルナンデス(29)を三ゴロに抑え出塁を許さず。

しかし2回裏、この回の先頭、4番・岡本和真(28)を打席に迎えると平行カウントからレフトスタンドに飛び込む本塁打を放たれ先制点を与えた。

1点を追う3回表、2死から1番・梶原が左二塁打で出塁。2番・関根がセカンドへの内野安打、3番・オースティンが四球を選び2死満塁と好機を迎えるも4番・牧は三ゴロに倒れ無得点に終わった。

中盤に入り4回表、無死走者無しから5番・佐野が中安打で出塁すると続く6番・山本祐大(25)も右安打で繋ぎ無死一、二塁に。迎えた7番・京田の打球はセンターに抜ける適時打となり同点に追いついた。

5回表には2死走者無しから4番・牧が左安打で出塁。すると続く5番・佐野にレフトへの適時二塁打が飛び出し勝ち越しに成功した。

1点リードで6回裏、1番・丸にレフトフェンス直撃の二塁打を放たれ、無死二塁と得点圏に走者を背負うと3番・ヘルナンデスにショートへの内野安打を許すなど1死一、二塁に。しかしジャクソンは4番・岡本を中飛、5番・大城卓三(31)を遊飛に打ち取りピンチも無失点に抑えた。

7回裏からは2番手・中川虎大(24)がマウンドに上がると6番・坂本勇人(35)から始まる打線を無失点に。8回裏は3番手・坂本が登板。しかし先頭の1番・丸に右中間への本塁打を浴び同点追いつかれた。

同点で9回表、巨人の4番手・大勢(25)に対し三者凡退。その裏、4番手・京山が登板。5番・大城に左二塁打を放たれ出塁を許すと6番・坂本の二ゴロの間に走者三塁に。迎えた7番・若林の打球はレフトへの適時打となりサヨナラ負け。DeNAは首位攻防戦となった巨人とのカード初戦に敗れ、連勝も3でストップとなった。

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