北陸学院―鹿西 二回裏鹿西無死一、二塁、長田の適時打で塩谷が生還=2024年7月12日午前、石川県立野球場、小崎瑶太撮影

 (12日、第106回全国高校野球選手権石川大会1回戦 北陸学院9―1鹿西)

 「粘り強くプレーする」。鹿西の7番・長田大護選手(2年)の気持ちがこもった打球は内野に転がり、しぶとい適時打になった。

 競技としての野球に取り組んだのは高校からだ。同じ小学校で学び、中学ではバスケットボール部で一緒に過ごした春成勇希選手(2年)とともに野球部に入った。テレビで見た「高校野球」に憧れた。

 とはいえ、勝つのは難しい。「1勝して校歌を歌うことを目標に頑張ってきた」が、3年生も公式戦の勝利を知らないまま夏を終えた。先輩の悔しさを受け継ぎ、成長を誓う。「チームの中心で引っ張っていきたい」(砂山風磨)

北陸学院―鹿西 二回裏鹿西無死一、二塁、長田が適時打を放つ=2024年7月12日午前、石川県立野球場、小崎瑶太撮影
北陸学院―鹿西 二回裏鹿西無死、塩谷が安打を放つ=2024年7月12日、石川県立野球場、砂山風磨撮影
鹿西の主戦滝野=2024年7月12日午前10時42分、石川県立野球場、砂山風磨撮影

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