鈴木誠也 けがから復帰後は打線の中軸で役割果たす
吉田正尚 前半戦最後の試合は3打数ノーヒット
菊池雄星 満塁ホームランなど5回途中7失点 勝ち負けつかず
松井裕樹 3試合ぶり無失点に抑える
ブルージェイズの菊池雄星投手は、14日のダイヤモンドバックス戦に先発し、5回途中を7失点と崩れましたが、勝ち負けはつきませんでした。前回の登板でメジャー自己最多の13個の三振を奪った菊池投手は、相手の本拠地アリゾナ州フェニックスで行われたダイヤモンドバックス戦に中4日で先発しました。4回まではキレのあるスライダーを有効に使って5つの三振を奪うなど、テンポのよいピッチングで二塁を踏ませない好投を見せました。しかし、7対0と大量リードで迎えた5回に突如崩れ、内野安打や2つのフォアボールなどで1アウト満塁のピンチを背負うと、1番のマーテイ選手に初球のカーブを捉えられてバックスクリーンへ満塁ホームランを打たれました。このあともフォアボールと2本のヒットでさらに1点を失って7対5と追い上げられ、続くバッターにデッドボールを与えて2アウト満塁となったところで交代を告げられ、勝利投手の権利まであとアウト1つのところでマウンドを降りました。さらにリリーフしたピッチャーが2点タイムリーヒットを打たれて同点とされたため、菊池投手の失点は今シーズンワーストの「7」となりました。菊池投手は4回と3分の2イニングを投げて7失点、打たれたヒットは6本、フォアボール3つにデッドボール1つ、6奪三振の内容で、防御率は4.42となりました。これで6試合勝ち星がなく、通算成績は4勝8敗で、大リーグ6年目のシーズン前半を終えました。試合はブルージェイズが7回に1点を勝ち越し、8対7で勝ちました。
パドレスの松井裕樹投手は、14日のブレーブス戦に登板し、無失点で抑えました。松井投手は3点をリードされた9回にマウンドに上がり、8番バッターからの3人をすべてフライに打ち取って、3試合ぶりに無失点に抑えました。試合はパドレスが3対6で敗れました。大リーグ1年目の松井投手はシーズン前半で早くも43試合に登板し、3勝2敗、防御率3.79の成績をマークしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。