ドイツで開催されたUEFA EURO 2024のヤング・プレーヤー・オブ・ザ・トーナメント(大会最優秀若手選手)に、スペイン代表のFWラミン・ヤマルが選出された。
【映像】世界驚愕! ヤマルの最年少スーパーゴール
日本時間7月15日早朝の決勝では、スペイン代表がイングランド代表を2−1で撃破。UEFA EURO史上初である無傷の7連勝で、1964年、2008年、2012年に続く最多4回目の優勝を果たした。
そんな中でヤマルは、まさにセンセーショナルな活躍を披露した。まずクロアチア代表とのグループステージ初戦にスタメン出場し、16歳338日でUEFA EURO史上の最年少出場および最年少アシストを記録。またラウンド16と準々決勝でもアシストを積み上げ、準々決勝では美しいミドルシュートで同点弾。世界中が驚愕したこのスーパーゴールは16歳362日のUEFA EURO史上最年少得点だった。
前日に17歳の誕生日を迎えて臨んだ決勝でも輝きを放つ。47分に右サイドから中央にカットインしてラストパスを出し、ニコ・ウィリアムスの先制ゴールをアシスト。優勝に決定的な貢献を果たした。
最終的にUEFA EURO 2024のヤマルは、507分間プレーして1ゴールを挙げ、4アシストと32回のドリブルはいずれも大会トップの数字。イングランド代表のジュード・ベリンガムをはじめ、ドイツ代表のジャマル・ムシアラ、トルコ代表のアルダ・ギュレル、そして同僚のニコ・ウィリアムスなど若手が躍動した今大会だが、最優秀若手選手賞の受賞に異論はないだろう。
ヤマルはスペインにおける義務教育の最終学年を迎えており、合宿中は宿題をこなしたことも話題に。現地メディアによれば、大会中に卒業試験にも合格したという。
大会最優秀選手に輝いたチームメイトのMFロドリにも引けを取らない輝きを放ったヤマル。SNSでは「ゴールデンボーイだ」「17歳の誕生日を祝った」「受賞に値する」「未来のGOAT(史上最高)」「メッシ以来のタレント」「いつかバロンドールも勝ち取るだろう」「ピッチで輝きを放ちながら、学校の宿題もやっていた」「大会MVPとダブル受賞しても不思議はなかった」など称賛の声が続々と挙がっている。
ヤマルは所属するバルセロナで、2024-2025シーズンにどんな輝きを放つのか。今から楽しみだ。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)
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