パリオリンピックのサッカー男子は、23歳以下の選手で構成され、日本は3人まで認められている年齢制限のないオーバーエイジ枠を使わずに、この世代のアジアカップで優勝したメンバーを中心に臨みます。

日本代表の18人のメンバーはフランス南部のマルモールで事前合宿を行うことになっていて、15日は、すでに現地入りしたメンバーのうち、中盤の要の藤田選手と、エースナンバーの背番号「10」をつける斉藤光毅選手が、NHKの取材に応じました。

この中で藤田選手は、フランスとの強化試合に向けて「フランスは優勝候補の1つで、有名な選手がいるが、自分たちのサッカーで絶対に勝ちたい」と、本番に向けて弾みとなる試合にしたい考えを示しました。

そして、開幕が間近に迫るオリンピックに向けては、「みんながアグレッシブにプレーできるのが自分たちの強みだ。オーバーエイジの選手がいないことにさまざまな意見はあると思うが、アジアチャンピオンとしての自信があるので、金メダルを目指したい」と意気込みを話していました。

また、チームで最初に事前合宿地に入って調整している斉藤選手は「本当に出たかった大会で、日本も自分も実力を示せば、世界での価値が変わってくると思う。金メダルをとって歴史を変えたい」と話していました。

NHKは、7月17日、日本時間の18日未明に行われるフランスとの強化試合を、総合テレビで生中継し、NHKプラスで配信します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。