JRFU(日本ラグビーフットボール協会)は、アピア(サモア)で行われている「ワールドラグビーパシフィック・チャレンジ2024」の最終戦、4月20日に行われるトンガA代表戦に臨むJAPANXV(ジャパンフィフティーン)の試合登録メンバー23人を発表しました。

 同大会は、代表経験のないU23(23歳以下)世代を対象に、太平洋地域の若い才能の発掘・育成を目的として、ワールドラグビーがオセアニア地域で毎年開催しています。

 JRFUは、7月に行われるU20世代の世界大会「ワールドラグビーU20トロフィー2024」に向けてのプレーモデル構築を目的に、U20日本代表を率いる大久保直哉ヘッドコーチ指揮の下、U20日本代表候補24人にオーバーエイジ4人を加えた28人でチームを編成しています。

 JAPANXVは、10日に初戦のマヌマ・サモア戦を48対5で快勝。15日の第2戦では、前回大会の王者フィジー・ウォーリアーズと対戦しました。

試合は、前半33対19とリードも、後半に逆転を許す苦しい展開となりました。

 それでも大久保HCが、「今日は勝利への執念、勝ちたいという気持ちが随所に現れていた」と振り返ったように、試合終了間際に再逆転、45対43で強敵を下して、見事2連勝を飾りました。

 エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチも合宿に加わって、士気が高まるとともに、着実にチーム力が向上しているJAPANXV。

 屈強なフィジカルを誇るトンガA代表を相手に、2020年以来の優勝にむけてどんなパフォーマンスが飛び出すのか。

さらに2027年のワールドカップにつながる逸材が現れるのか、期待が高まります。


【JAPANXVトンガA代表戦試合登録メンバー】

1 森仁之輔(天理大学)
2 清水健伸(早稲田大学)
3 山口匠(明治大学)
4 石橋チューカ(京都産業大学)
5 物部耀大朗(明治大学)
6 亀井秋穂(明治大学)
7 大川虎拓郎(明治大学)
8 太安善明(天理大学) ◎
9 高木城治(京都産業大学)
10 伊藤龍之介(明治大学)
11 海老澤琥珀(明治大学)
12 本橋尭也(帝京大学)
13 上田倭士(帝京大学)
14 竹之下仁吾(明治大学)
15 矢崎由高(早稲田大学)
16 佐藤健次(早稲田大学)*
17 浦出睦己(近畿大学)
18 八田優太(京都産業大学)
19 磯部俊太朗(筑波大学)
20 青木恵斗(帝京大学) *
21 土永旭(京都産業大学) *
22 秋濱悠太(明治大学) *
23 増山将(筑波大学)

◎はキャプテン
*オーバーエイジ選手


【試合日程、および結果】

4月10日 JAPANXV 48―5 マヌマ・サモア

4月15日 JAPANXV 45-43 フィジー・ウォーリアーズ

4月20日 JAPANXV 対 トンガA代表 日本時間午前8時30分キックオフ

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